2022年のキングオブコントで決勝に進出し、注目を集めるお笑いコンビ・かが屋。
そんなかが屋の加賀翔さんの生い立ちが壮絶と話題になっているようです。
そこで、今回はかが屋・加賀翔さんの生い立ちや家族について調べてみました。
かが屋・加賀翔の家族構成
はじめに、加賀翔さんの家族構成を確認していきます。
- 父親
- 母親
- 加賀翔さん
加賀翔さんの家族構成は、両親と加賀翔さんの3人です。
一人っ子として育った加賀翔さんですが、その家庭環境はとても複雑だったといいます。
ここからは、加賀翔さんの家族や家庭環境について詳しく見ていきたいと思います。
かが屋・加賀翔の父親はDV男で幼少期に離婚
加賀翔さんの両親は、加賀翔さんが小学校4年生の時に離婚しています。
その理由の一つが、父親の性格だったといいます。
加賀翔さんは、父親について
と語っており、幼少期から父親に怯えながら生きてきたそうです。
ここからは、加賀翔さんの父親とのエピソードを見ていきたいと思います。
父親とのエピソードまとめ
加賀翔さんの父親とのエピソードをまとめてみました。
- お酒に酔うと母親や加賀翔さんに暴力をふるう
- 不機嫌な時も暴力をふるう
- 加賀翔さんが下校中、パトカーで連行される父親を目撃する
- 父親とドライブ中に置き去りにされ、戻ってきた際に笑われる
- テレビのチャンネルを変える権利は父親にあり、プロレスやF1しか観られない
- 買い物に行った店の店員に向かって「この商品を盗める」と大きい声で言う
- 加賀翔さんが成人になった際、2人で再会するも泥酔状態だった
ざっと見ただけでも、なかなか衝撃的な内容がばかりですよね。
このような家庭環境で育った加賀翔さんは、
「人が争ったり傷つけ合うのを見るのが溜まらなく嫌」
と語っており、幼少期の父親の影響の大きさを物語っています。
父親とのエピソードを小説にして出版
辛い幼少期を過ごした加賀翔さんですが、父親とのエピソードを小説にした半自叙伝を発表しています。
小説のタイトルは「おおあんごう」。
おおあんごうとは加賀翔さんの父親の口癖で、岡山弁で「おおばかもの」という意味だそうです。
ちなみに、実際のエピソードよりもマイルドな内容に仕上げているとのこと。
辛い経験を笑いに変えられるところが、まさに芸人なのではないでしょうか。
かが屋・加賀翔は祖母の家で育つ
加賀翔さんは、幼稚園の頃から祖母の家に預けられて育ちました。
その為、当時の加賀翔さんは
「親から習うことを習えずに、常識みたいなものがわからない少年だった」
といいます。
ちなみに、両親の離婚後は、母親と祖母の3人で暮らしていたそうです。
祖母と化石を作る
祖母と2人で生活をしていた加賀翔さんには、びっくりするエピソードがあります。
少年時代の加賀翔さんは、ある日、化石を作ろうと思い立ちます。
そこで用意したものは、シャンプー・リンス・歯磨き粉の3つ。
そんな加賀翔さんの様子を見ていた祖母は、とても協力的だったのだとか。
加賀翔さんは、当時を振り返り
と語っています。
確かに突拍子な発想ですし、周りに人がいたら止められていたかもしれませんよね。
できないとわかっていても、祖母は加賀翔さんのやりたい気持ちに寄り添ってくれていたのではないでしょうか。
かが屋・加賀翔は高校中退で引きこもりに
加賀翔さんは、高校に進学したものの中退しています。
その理由は以下の2つでした。
- 新しい友人関係を築けなかったから
- スクールカウンセラーと意見が合わなかったから
新しい友人関係を築けなかったから
加賀翔さんは、高校に進学するにあたり
「面白い友達を作って、大好きなお笑いの話をしよう」
と期待に胸を膨らませていました。
しかし、中学時代の加賀翔さんは、幼馴染の女子が一番強いヤンキーだったことから、その取り巻き遊ぶことが多かったのだとか。
その為、高校に入学しても新しい友人の作り方が分からず、孤立してしまいます。
思い描いていた高校生活ではなかったんですね。
スクールカウンセラーと意見が合わなかったから
そんな中、加賀翔さんは学校内のスクールカウンセラーと面談することになります。
カウンセラーとのやり取りの中で
「どんなお笑い芸人がすきなの?」
と尋ねられた加賀翔さんは
と答えます。
すると、カウンセラーから
「ダウンタウンは人を傷つける笑いばかりで面白くない」
と否定され、怒った加賀翔さんは
と言い、学校を飛び出してしまいます。
誰だって自分の好きなものを否定されると悲しいですよね。
ましてや、加賀翔さんにとって辛い時期を支えたお笑いを否定されたことは、とてもショックだったのではないでしょうか。
こうして高校を中退した加賀翔さんは、一時期は引きこもりになってしまったといいます。
その後、引きこもりを乗り越え、スーパーでアルバイトを始めた加賀翔さんですが、今でも中卒がコンプレックスなっているそうです。
かが屋・加賀翔の休養理由は生い立ちが原因?
2020年8月、体調を崩した加賀翔さんは、休養・活動休止を発表しました。
弊社所属のかが屋の加賀翔ですが、既にお休みをいただいているところもございますが、しばらく休養をしながら仕事を継続することをご報告いたします。
引用:maseki
休養以前は、コロナ禍でライブが減り、眠れない日々が続いていたといいます。
体の異変に気付いたのは、高校時代の引きこもりがきっかけでした。
その時期と同じように眠れない日々が続いた加賀翔さんは、自律神経が乱れていると思い、病院で診察を受けることに。
そこで、医師から
「完全に脳波が死んでいる」
「このままだと手遅れになりますよ」
と言われ、休養を決意。
その後、8ヵ月の休養期間を経て復帰をしています。
加賀翔さんは、今回の休養を振り返り、
と語っています。
複雑な家庭環境から、知らず知らずのうちに無理を重ねてきた加賀翔さん。
今回の休養で、自分にも他人にも厳しい部分が上手く許せるようになってきたといいます。
休養前は、自分にも他人にも厳しい部分があったんですけど、厳しくすればするほど、求めているものからかけ離れていくのが結構つらかったんです。それが上手く許せるようになってきたというか、生きているだけで十分、というテンションになってきたんじゃないかと思います。
引用:bunshun
加賀翔さんにとって自分を見つめなおす休養期間だったのかもしれませんね。
まとめ
今回は、お笑い芸人・かが屋の加賀翔さんについて調べてみました。
休養から復帰し、活躍の場を広げるかが屋・加賀翔さんのこれからの活躍に期待しましょう。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。