2023年2月22日、女優の遠野なぎこさんが3度目の結婚を発表しました。
一般男性との再々婚とともに、遠野なぎこさんの生い立ちに注目が集まっています。
そこで、今回は「驚愕」と言われる遠野なぎこさんの生い立ちについて調べていきたいと思います。
【驚愕】遠野なぎこの生い立ち!
はじめに、遠野なぎこさんのプロフィールを確認していきます。
- 名前:遠野なぎこ
- 本名:青木秋美
- 生年月日:1979年11月22日
- 年齢:43歳(2023年2月現在)
- 血液型:O型
- 出身地:神奈川県川崎市
遠野なぎこさんは、2013年に自身の半生を綴った「一度も愛してくれなかった母へ、一度も愛せなかった男たちへ」を出版。
母親から虐待を受けてきたことを公表しています。
ここからは、遠野なぎこさんの生い立ちを以下の時系列順に見ていきたいと思います。
- 幼少時代
- 小学校時代
- 中学時代
① 幼少時代
遠野なぎこさんは、1979年11月22日に神奈川県川崎市で誕生しました。
母親が18歳の時に駆け落ちをして生まれた子どもなのだそうです。
遠野なぎこさんは、自身の著書で
生まれた時から母親から虐待をうけていた
と語っており、物心ついた頃から兄弟達と差別されて育ったといいます。
私には3歳離れた弟、5歳離れた妹、12歳離れた父親違いの妹がいます。
引用:ameblo
母親は遠野なぎこさんと他の兄弟への接し方がまったく異なっていたそうで、他の兄弟たちに対して虐待することはなかったのだとか。
この頃から遠野なぎこさんは常に母親の顔色を伺っていた、と語っています。
② 小学校時代
遠野なぎこさんの両親は、遠野なぎこさんが幼少の頃から仲が悪く、喧嘩を繰り返していたそうです。
遠野なぎこさんが小学生になってからも状況は変わらず、ストレスから登校しようとすると腹痛を起こすようになってしまったのだとか。
「登校したくない」
と泣き叫ぶ遠野なぎこさんを、父親は無理矢理引きずりながら学校に連れていったといいます。
父親と母親は毎日ケンカばかり。『登校したくない』と泣き叫ぶ遠野を、父親は無理矢理引きずり、学校に連れていった、と振り返る。
引用:daily
さらに
と怒鳴り、遠野なぎこさんの頭をダッシュボードに何度も打ち付けたこともあったんだそう。
結局、両親は遠野なぎこさんが小学校5年生の時に離婚。
父親は家を出ていったことを明かしています。
実の父親が小学校5年生の時に母と離婚し、家を出て行ったことを明かし、「お酒、サラ金、暴力…まぁ、三拍子揃った典型的なダメ親父でしたわ」とつづった。
引用:daily.co
児童劇団入団~ドラマデビュー
両親の離婚後、遠野なぎこさんは母親と兄弟と暮らすようになります。
母親は交際相手を見つけると、遠野さん達兄弟を置いて1週間以上家を空けることもあったそうです。
また、母親自身が女優志望だったことから、遠野なぎこさん以外の兄弟を児童劇団へ入団させ、遠野なぎこさんにはレッスンの送り迎えを命じていました。
遠野なぎこさんは、当時を振り返り
自分もまだ小学生だったのに電車に乗って小さな兄弟たちの手を引いて送り迎えをするというのは、相当に神経を使うことだった
と語っています。
やがて、兄弟を児童劇団に送り迎えしている間に、遠野なぎこさん自身も劇団関係者から入団を勧められます。
しかし、母親は
と言い放ち、入団を認めようはしませんでした。
その後、劇団関係者の必死な説得により、遠野なぎこさんの入団が決まります。
子役として頭角を現した遠野なぎこさんは、10歳の時にNHKのテレビ小説「ある時は妻」でテレビドラマデビュー。
すると、母親から突然
- バレエ
- ピアノ
- 習字
といった習い事をさせてもらうようになったといいます。
ママに認められた!
と思った遠野なぎこさんは、期待に応えようと必死で努力をしますが、母親が褒めてくれることは一度もありませんでした。
嫉妬による母親からの虐待
遠野なぎこさんの母親は、遠野なぎこさんが子役として活躍すればするほど嫉妬を深めていったそうです。
小学生だった遠野なぎこさんを「女性」として扱い、外出するときは着飾らせるものの、帰宅すると鼻血がでるまで殴るといった暴行を繰り返していました。
また、母親は遠野なぎこさんに対し
と言いながら
- ブス
- 醜い
- 肌が汚い
- 脚が短い
- 鼻が低くて目が細すぎる
などと辛辣な言葉を浴びせていたといいます。
私はずーっとお前はブスだ、醜いと言われ続けていました。
引用:ameblo
この時のトラウマから、遠野なぎこさんは自分の容姿に自信が持てなくなり、醜形恐怖症を発症。
醜形恐怖症(しゅうけいきょうふしょう)とは、他人から客観的にみてそれほどの欠点ではないのに、本人自身が「自分は醜い」身体のある部分の形が「人より劣っている」「変形している」などという観念にとらわれて苦しむこころの病気をいいます。
引用:byouki-scope
今でも大きな鏡を見ることや美容院へ行くことが困難と語っています。
私は筋金入りの“醜形恐怖症”。日常的には目に入らないように白い布を掛け、更には防災用の“割れない鏡”だから歪んでしか映らないけどね引用:ameblo
③ 中学時代
遠野なぎこさんが中学生になってからも母親の虐待は続いたそうです。
成長とともに、遠野なぎこさんを「女性」として扱う傾向は強くなり、母親の交際相手の下半身の写真を見ることを強要したといいます。
断れば母親から捨てられると思った遠野なぎこさんは、同意をせざるを得ませんでした。
また、母親は同時期に別の相手と再婚。
遠野なぎこさんと再婚相手の入浴を強要するなど、精神的な虐待を繰り返していました。
ちなみに、母親と再婚相手の間に女の子が生まれており、遠野なぎこさんとは異父兄弟になります。
さらに、母親は年頃になって少しふっくらしてきたことを気にする遠野なぎこさんに
と教え、トイレの傍に立って吐くように命じたそうです。
このことがきっかけで、遠野なぎこさんは摂食障害を発症。
摂食障害とは、食事の量や食べ方など、食事に関連した行動の異常が続き、体重や体型のとらえ方などを中心に、心と体の両方に影響が及ぶ病気をまとめて摂食障害と呼びます。
引用:mhlw
現在も治療中であることを明かしています。
私自身が15歳から25年間、摂食障害という病気と闘っているんですね。
引用:sponichi
その後も、母親は遠野なぎこさんが女優として活躍しだすと嫌がらせを行う、という状況が続いたのだとか。
私が売れ出すと、嫌がらせをするんです。映画で新人賞をとったときにいただいた盾も勝手に捨てられたし。
引用:ameblo
幼い頃から必死で両親の虐待に耐え、女優業を続けてきたんですね。
現在の両親との関係は?
遠野なぎこさんは、現在、両親とも絶縁状態にあることを公表しています。
実父とは、20歳を過ぎた頃に一度だけ再会をしたことを明かし
期待を抱いた私が馬鹿だった
と、それ以来連絡先も知らないといいます。
『あの暴力は私の事を想ってくれていたが故の、愛のある行為だったんじゃないか』などと自分の都合の良い方向に解釈し、約15年ぶりに父親を訪ねたという。
引用:daily
母親の焼身自殺未遂報道
2014年3月発売の「女性自身」が、遠野なぎこさんの母親が焼身自殺未遂を図っていたことを報じました。
報道によると、神奈川県内の大学病院に自らの体に灯油をかけて火を放った50代の女性が運び込まれ、緊急治療を受けた女性は、入院中、看護師に
と、漏らしたとのこと。
この報道を受けた遠野なぎこさんは、母親の焼身自殺を完全否定。
先ず一番大切な事実確認。
記事にあるように、私の母が昨年秋に焼身自殺を図ったのではないかという事ですが…この指摘は事実とは全く異なるとの事です。
引用:ameblo
その上で、2012年ごろから母親と絶縁状態にあることを明かしています。
以前から告白している通り、私自身はもう何年も前から母とは絶縁状態にあります。一切連絡も取り合っていませんし、連絡先も今は知りません。
引用:ameblo
その為、連絡先も知らず、母親の安否は事務所側が確認を取っていました。
また、母親については
今は母会いに行く、関係を修復する気持ちは一切ありません。
もう恨んでも憎んでもいないから…
要するに、会う必要性を全く感じないんです。
と語っており、病気と向き合いながら自分の人生歩まれているようです。
辛い経験をしてきた遠野なぎこさんだからこそ、繊細な演技が人を惹きつけ、励まされる方も多いのではないでしょうか。
末永く幸せな日々が続いていくといいですね!
まとめ
今回は、遠野なぎこさんの生い立ちについて調べてきました。
遠野なぎこさんは両親から虐待を受けながらも、子役として活躍。
現在は、両親とも絶縁状態で、病気と闘っていることがわかりました。
再婚を発表し、新しいスタートを切る遠野なぎこさんを応援していきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうこざいました。