役者として長年活躍している市毛良枝さん。
登山を盛んにされていることでも有名ですよね。
今回は市毛良枝さんの家族事情について紹介します。
市毛良枝の家族構成まとめ
市毛良枝さんの両親は既にこの世を去っています。
1988年に小川敏夫さんと結婚していますが、後に離婚。
以降再婚はしていないようです。
またお子さんも一人もいらっしゃらないようですよ。
市毛良枝と元夫・小川敏夫はお見合い結婚
市川良枝さんは1988年9月、自身が38歳の時に小川敏夫さんと結婚しました。
小川敏夫さんは現在立憲民主党所属の政治家で、弁護士としても活動されています。
- 名前 小川 敏夫(おがわ としお)
- 生年月日 1948年3月18日(2023年現在75歳)
- 出身校 立教大学法学部
- 現職 弁護士
- 前職 裁判官、検察官
- 称号 旭日大綬章(2022年)
学年で3つの年の差がある二人。
結婚のきっかけはおみあいだったようです。
市毛良枝さんといえば、「お嫁さんにしたい女優」として有名でした。
フジテレビの昼ドラ「小さくとも命の花は」などの「嫁姑シリーズ」で演じた新妻役が好評だったのですね。
男性人気も高く、1980年にはファンレターが1日約100通も届き、その大半が男子学生
「“この女なら、おとなしく黙ってついてきてくれそうだ“なんて思われているみたい」
引用:NEWSポストセブン
そんな背景を思えば、38歳でお見合いでの結婚をされたというのは少し意外に思えますね。
尤も、当時と今とで結婚やお見合いに対する認識、イメージが随分と変わっている可能性もありますけどね。
実生活では、38歳の時に弁護士でのちに法務大臣を務める小川敏夫氏と結婚。35歳を過ぎて4~5度目のお見合いでまとまった縁談だった。
引用:NEWSポストセブン
35歳頃から4度、5度とお見合いを繰り返した市毛さん。
そうして出会ったのが小川さんだったのですね。
市毛良枝と小川敏夫の離婚理由は?
しかし、市毛良枝さんと小川敏夫さんは後に離婚。
離婚時期は1991年という情報がありました。
市毛さんはあまりプライベートを明かしておらず、離婚理由は不明。
ただ、1989年の年末頃には早くも不仲説が囁かれるように。
小川さんがワイドショーなどで、婚姻中に「妻が結婚生活で妻らしい行動を取らなかった」といった趣旨の発言をしたという情報もありましたよ。
1990年夏頃には正式に弁護士も立て、離婚を前提とした話し合いを進めていたそうです。
結婚期間が短く、良好な関係を築けていた時間も短かったらしい二人。
お子さんをもうけることもありませんでした。
以降市毛さんは再婚されていないのですが……。
結婚? もうしませんよ(笑)。日本の男性は海外の人に比べても手がかかりすぎますし、今さら誰かいなくていいというのが私の結論なんですよ
引用:ENCOUNT
2022年のインタビューで市毛さんは「結婚はもうしない」とはっきり口にされています。
日本の男性は海外の人に比べても手がかかりすぎる、なんて発言もありましたから、日本での「結婚」という制度や形が市毛さんにはハマらなかったのかもしれませんね。
二人の離婚にまつわる裁判沙汰
さて、二人の離婚の理由について1990年、「報知新聞」が「家庭内暴力」だと報じています。
当時はまだ離婚していなかったのですが、「市毛良枝が来年春に離婚する」といった見出しを打ち、その理由が小川さんによる家庭内暴力にあるとしたのです。
当時既に別居状態となっていたものの、そこから更にトラブルがあり市毛さんと市毛さんのお母さんが小川さんに暴力を振るわれたという内容。
市毛さんとお母さんが全治1、2週間の怪我を負ったという記載もあったようです。
ところが、小川さんはこれを「事実無根」と主張。
プライバシーの侵害や社会的信頼を毀損させられたことによる精神的苦痛に対する慰謝料として、1000万円の損害賠償と謝罪広告を記載するように民事訴訟を起こしましたよ。
最終的に小川さんが裁判に勝訴していることから、家庭内暴力の事実はなかったと見るのが正しいようです。
この騒動についてのより詳しい内容もネット上に残っていました。
なんでも、1990年10月29日、離婚について話し合うために小川さんが市毛さんの自宅を訪れたそう。
市毛さんは「今日は話したくない」と小川さんに帰るように言ったのですが、小川さんは帰らなかったそうです。
すると市毛さん、なんと「変な男が家に潜んでいる」と代々木警察署に通報したんですって!
やってきた警察には小川さんが「夫婦のことだから」と説明して帰ってもらったとのこと。
警察が出動したことがトラブルとして大きく取り沙汰されることになりましたが、実際には小川さんは暴力は一切振るっていなかったそう。
市毛さんを診察した医者も、明らかな外傷はないと語っていたようです。
裁判の際には、市毛さんのお母さんが小川さんの暴力を事実を証言するなど、小川さんとは真っ向から対立していた模様。
両者の関係性はあまりいいものではなかったらしく、少し切ないですね。
まとめ
今回は市毛良枝さんの家族事情についての紹介でした。
小川さんは市川さんとの離婚に関する記事について、2012年に週刊新潮発行元の新潮社と週刊文春発行元の文芸春秋にも裁判を起こし、勝訴しています。
はるか20年以上前の出来事について週刊誌がつっつき、事実無根の報道だったとして訴えられたということなのでしょうが、どうしてこのようなことが起こったのでしょうか。
理解に苦しみますね。