スノーボードのハープパイプで、プロライダーとして活躍する冨田せな・るき姉妹。
共に、全日本スキー連盟の強化指定選手としてナショナルチーム入りし、2022北京オリンピックに見事内定しています。
そんなお2人を育てたご両親はどんな方だったのでしょうか。
今回は、彼女たちのご家族について見ていきたいと思います。
冨田せな・るき姉妹の家族構成まとめ!
冨田姉妹の家族構成はこちら。
- 父親:達也
- 母親:美里
- 姉:せな
- 妹:るき
- 弟
5人家族で、ご両親はどちらもスノーボードをされていたのだとか!
また、姉妹が目立ちますが、割と歳の離れた弟さんもいる様子。
それではお一人ずつ見ていきましょう。
冨田せな・るきの父親|冨田達也
- 名前:冨田達也
- 出身地:愛知県
- 年齢:45歳(2022年2月時点)
- インスタ:@tomitatatsuya
冨田姉妹の父親は、冨田達也さんと言います。
愛知県出身で学生時代は、陸上部に在籍。
三段跳びで県大会1位になるなど、インターハイ出場を目標に汗を流してきました。
高校卒業後は、スポーツ専門学校に就職し、その際にスノボの魅力に取り憑かれたようです。
プロの選手として活躍していたわけではなく、趣味でやっていたようですね。
また、父の達也さんはインスタをやっていて、ご自身がスノボーやスケボーをされている様子もアップされていました!
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父親・達也の職業は?
父の達也さんは、妙高のリゾート施設に就職しています。
スノーボード好きな父が就職先に妙高を選んだ
https://www.chunichi.co.jp/article/415417
名古屋のスポーツ専門学校でリゾート関係の勉強をしていた達也さん。
就職活動をする際、福島や北海道などインターンで訪れた各地のリゾート施設が思い浮かんだそう。
その中でも、高速道路を使えば地元とも比較的近く、雪に恵まれた妙高市での就職を決めたのでした。
休憩時間に抜け出して隣接するスキー場で滑るほど、とにかくスノボ愛がすごかったそう。
大会に出場したこともあり、インストラクターの資格を取り、指導に携わった時期もあったのだとか。
二人の両親は共に愛知県の出身で、スノーボードに魅了されて新潟の地に就を求めた。
今も仕事をしながら、休日になると滑っている。https://standard-niigata.jp/
父親の影響でスノボを開始!
そんなご両親の影響を受け、娘たちはスノーボードを始めます。
夫婦共通の趣味だったから、仕事の合間に順番に滑っていて、娘たちは赤ちゃんの頃からゲレンデにいたんだよ。
スノーボードの選手に育てるという気持ちはまったくなくて、純粋に一緒に滑れたら楽しいかな、とYahoo!ニュースより引用
3歳頃にはもう滑り始めていたそうで、共働きの両親は昼食を持たせ、朝にゲレンデまで姉妹を送り届け、仕事を終えると迎えにきたのだとか。
また、小さい頃からスノーボード以外にも器械体操や水泳など、姉妹がしたいと言ったことをやらせていたそうです。
このようなエピソードを見ると、本当に娘思いのご両親なんだな、と思いますよね。
他にも、ご両親は、海外での試合を夜中でもライブ観戦し、試合後には必ずメールを送ってくれるそう。
家族の絆ですね。
借金をしてでも娘の願いを叶えたい
プロのスケートボーダーとして活躍するようになる娘たちですが、活動費として年間300万~400万円かかるそうです。
強化指定選手とはいえ、合宿費や遠征費などは持ち出しも多いのだそう。
そのため、借金を抱えており、自転車操業状態なのだとか。
「本人たちのやる気があったから、それを親が潰しちゃいけない。
娘たちには『お父さんもお母さんもなんとか頑張るから、ふたりは競技でやれるとこまで頑張れ』と話した。
だから借金はかさむ一方なんだ(笑)。
嫁さんと一緒に、ああしよう、こうしよう、と考えながら、自転車操業状態。
正直、お金の面が一番苦労しているんだけど、どれぐらいかかっているかふたりには伝えている。
借金があることも知っているよ(笑)」Yahoo!ニュースより引用
オリンピックで結果を出すことができれば、スポンサーも増え、収入も増えるでしょう。
きっと姉妹もご両親への恩返しをするのではないでしょうか。
冨田せな・るきの母親|冨田美里
- 名前:冨田美里
- 生年月日:12月3日
- 出身地:愛知県
冨田姉妹の母親は、冨田美里さんと言います。
父の達也さんとは、名古屋の専門学校が一緒で、そこが出会いの場だったようです。
共にスノーボードが好きで移住されるくらいですし、趣味が合うことでお互い惹かれあったのかもしれません。
母親・美里の職業は?
「共働きの両親」とあります。
共働きの両親は昼食を持たせ、朝にゲレンデまで姉妹を送り届け、仕事を終えると迎えにきた
https://standard-niigata.jp/
そのため、会社員としてお仕事をされているのではないかと思いますが、具体的な勤務先などは不明でした。
仕事をしながら練習のサポート
こちらは、妹・るきさんが成人した際の言葉。
るきさんは、運転免許を取得し、自身で長距離を運転するようになったそうですが、
運転と練習を両立することがかなり大変だったと語られています。
「ゲレンデに着いてすぐ練習する、というのはすごい大変。免許を取って自分で車を運転するようになって、当時の両親の大変さがよく分かりました」
https://standard-niigata.jp/
ご両親は仕事をしながら、娘たちをゲレンデまで送迎していた。
その大変さを、身を持って経験したことで、ご両親の偉大さを改めて実感したというわけですね。
お弁当も毎回持たせていたということで、そんなご両親に育てられ、立派に育っていきました。
娘のためなら
また、ご両親は娘たちがしたいことはなんでもやらせてくれていたそうで、
と言われたことはないのだとか。
2019年の中国で行われたワールドカップでは、姉のせな選手が決勝前の公開練習で転倒、脳震盪のため決勝を棄権しています。
その際も、以下のように語られていました。
「心配だが、危険なスポーツであることは分かっているし、けがは覚悟して送り出している。本人たちのやりたいという意思を尊重しています」
冨田せな・るきの兄弟|弟も将来有望?
冨田せな・るき姉妹、その他の兄弟情報はほとんどないのですが、、
弟さんもいらっしゃるとの情報が。
こちらは、2017年に姉のせな選手が平昌オリンピック代表に内定し、新潟県妙高市役所を表敬訪問した際の写真。
小さい男の子が写っていますね…!
家族で訪問しているのに、さすがにこの男の子が関係ない子とは思えません。
親戚の子でもないでしょう。
となると、弟と見るのが妥当ではないでしょうか!
2017年時点で小学校低学年くらいなので、年齢差は結構ありそうですね。
スノボ愛の強いご家族ですし、弟さんも同じくスノボをされているかもしれません。
もしかすると、弟さんも今後プロを目指す可能性もありますね!
今後がとても楽しみです。
まとめ
今回は、スノーボーダーの冨田せな・るき姉妹の家族についてまとめました。
ご両親の深い愛が、お2人を成長させたのだな、と感じました。
姉妹で切磋琢磨しあえたのも大きなポイントですよね。
今後の活躍も期待したいと思います!