大衆演劇のチビ玉三兄弟の一人、若葉竜也さん。
2016年にはTAMA映画祭最優秀新進男優賞を受賞しています。
今回は若葉竜也さんの家族について紹介しますよ。
若葉竜也の家族構成まとめ
若葉竜也さんの家族構成は以下のようになっています。
- 父親 若葉愛さん
- 母親
- 長男 若葉紫さん
- 次男 若葉市之丞さん
- 若葉竜也さん
- 四男 若葉克実さん
- 長女 若葉美花子さん
若葉竜也さんはなんと兄弟が上に二人、下に二人、五人兄妹の真ん中なんですね!
しかも兄弟全員が役者をされているんですよ!
若葉竜也の両親は役者
若葉竜也さんの実家は大衆演劇の一座、「若葉劇団」であり、父親がその劇団の座長を務めている方なんです。
上の画像の男性が、若葉竜也さんの父、若葉愛さん。
本名の名字は「最上」ですが名前は明かされておらず、また年齢も不明でした。
ただ、「1971年頃に当時15歳ぐらいの若葉愛さんが『若葉みのる』と名乗って舞台に立っていた」とする情報がありましたよ。
もしかしたら本名の名前がみのる、年齢は2024年現在68歳ぐらいになっているのかもしれません。
若葉愛さんが座長となる前は、若葉竜也さんにとっての祖父、若葉しげるさんが座長をしていたそうです。
ちなみに、若葉竜也さんのお母さんについては詳細不明。
お母さんも劇団員だったという噂もあるようです。
ただ、次男の若葉市之丞さんのブログによると、お母さんは若葉愛さんとは再婚だったそう。
母子家庭だったし。父の顔は知りません。
母と兄と3人で札幌のアパートで暮らしてました。引用:市味と~がらし
5人兄弟の上二人と下三人では父親が違うようです。
尤も、市之丞さんは自身の父の顔も知らないとのことですけどね。
一人で五人ものお子さんを出産されていることには違いありませんから、お母さんはすごいですよね。
父はとても厳しかった
若葉愛さんは大衆演劇に熱心な方で、子供に対してもとても厳しかったそう。
「父がとても厳しくて、ダメな芝居をすると飯抜きだったんです。当時は良い芝居が何かもわからない、そんな理不尽なものに振り回されるなんて、役者なんかやりたくない
引用:YAHOO!JAPANニュース
物心がつく前から舞台に立たされていた若葉竜也さん。
ダメな芝居をするとご飯を抜かれるなんてこともあったそう。
そもそもいい芝居、ダメな芝居なんて子供にはっきりと分かるものでもないので、当時は「役者なんてやりたくない」とまで思っていたそうです。
市之丞さんもブログに「大嫌いな役者という職業」「大嫌いな大衆演劇という職業」などと書いており、若葉竜也さんと同じような気持ちを抱いていた模様。
そもそも兄弟の上二人は他所から若葉劇団の家の息子になったわけです。
若葉愛さんはそんな二人にも容赦なく演劇の指導を行ったのですね。
母の再婚を機に若葉愛さんの息子となった若葉市之丞さんは、その後の人生を「それからは想像を絶する酷い日々でした」と回想しています。
子供にとっては、若葉愛さんは褒められた親ではなかったのかもしれませんね。
若葉竜也の兄弟も全員役者
若葉竜也さんの兄弟が全員役者というのは、父が若葉劇団の座長で全員そちらの舞台を踏んでいたからということなのですね。
ちなみに、それぞれの2024年時点の年齢、本名は以下のようになっていますよ。
- 長男(若葉紫) 最上健太 1982年1月3日生まれ 42歳
- 次男(若葉市之丞) 最上瞬介 1984年8月9日生まれ 39歳
- 三男(若葉竜也) 最上竜也 1989年6月10日生まれ 34歳
- 四男(若葉克実) 最上克実 1993年4月17日生まれ 30歳
- 長女(若葉美花子) 最上美花子 1995年12月13日生まれ 28歳
長男の若葉紫さんは長らく若葉劇団で活動していましたが、「女方の頂点を極めたい」と自ら卒業を宣言し、2000年に新生若葉劇団を立ち上げました。
9歳の時から津軽三味線を習っており、現在は津軽三味線のプレイヤーとしても活躍していますよ。
次男の若葉市之丞さんは現在ダンサーやダンスの先生として活躍しています。
芝居漬けの日々の中で、「疲れたから嫌だ」と言うと髪の毛を引っ張られて引き摺り回されるような子供時代を送っていた若葉市之丞さん。
ある時、新しい演目を行うということで「HIPHOP」の振付を教えられたのがダンスとの出会いだったらしく、その時にすっかりダンスに魅了されたのですね。
その後は、「芝居の練習をしろ」と至れても従わずにダンスに熱中したそうですよ。
「大嫌いな演技」とまで言う若葉市之丞さん。
悲しいことは書ききれないくらい多かったとしていますが、そんな過去があったからこそ今の「ダンスの先生」でいられると語っています。
大衆演劇で舞台に立ち、お客さんに魅せることを意識してきた経験が市之丞さんのダンスの根幹なのですね。
若林竜也の弟、妹は?
四男の若葉克己さんはテレビドラマなどにも出演しています。
2007年の「探偵学園Q」では若葉竜也さんとも共演しました。
末っ子の若葉美花子さんは一番上、紫さんの13歳年下です。
2000年に初舞台を経験されていますよ。
若葉紫さんが立ち上げた新生若葉劇団には兄弟5人が所属、立ち上げのタイミングで父の若葉愛さんらとは兄弟揃って離別していたようです。
その後は「若葉五兄弟」として活動していましたが、兄弟それぞれの活動が増えて新生若葉劇団としての活動を維持できなくなり、2011年頃に活動休止となっています。
若葉竜也の幼少期のエピソードは?
若葉紫さん、若葉市之丞さん、若葉竜也さんの三人は子どもの頃から「チビ玉三兄弟」として有名な存在でした。
(若葉紫さんがチビ玉三兄弟を卒業した後は若葉克実さんがチビ玉三兄弟入りしました)。
フジテレビ系列の「今夜は好奇心」という番組に出演したことでお茶の間のスターとなり、金曜エンタテイメント内で1994年から1999年にわたって特集されたのですね。
なお、若葉市之丞さんのブログによると、当時のスケジュールは7時半起床、27時半就寝という過酷なもの。
子どもの身であれば尚更です。
また、8時に小学校へ行くも10時20分に早退するなど、まともに教育を受けられない状況だった可能性もあります。
12時~15時、17時~20時に本番があり、それが終わってから台詞覚えや稽古、就寝場所は楽屋という日々が繰り返されていたそう。
毎日毎日、どの時期もこれほど過酷だったというわけではないでしょうが、芝居が嫌いになるというのも納得の日々です。
若葉竜也さんは演技に対するストイックな姿勢は子どもの頃から根付いていたと語ります。
自分が生きながらえるためにも、絶対にダメな仕事をしてはいけないという意識が子どもの頃からありますね
引用:YAHOO!JAPANニュース
大人になった今も尚、俳優業を楽しいと思ったことはなく、あくまで食べていく手段だと位置づけている若葉竜也さん。
その理由は、壮絶な子供時代を送っていたからなのかもしれません。
まとめ
今回は若葉竜也さんの家族について紹介しました。
若葉竜也さんが初舞台を経験したのは、なんと1歳の頃。
逆に1歳の時に舞台上で何が出来たのかが気になりますね。